手術室で握手をしあう医師

増加傾向にある死因

現在の日本において死亡者数の多いガンの部位を見てみると、男性の1位、女性の2位が肺がんとなっています。肺がんになる最大の要因としてタバコが挙げられますが、近年はタバコを吸っていない非喫煙者の肺がん患者が増加しています。非喫煙者の場合の原因として受動喫煙や空気中の汚染物質、女性ホルモンが原因となって肺がんを発症しています。特に女性のほとんどの発症原因は女性ホルモンの影響によるものだと言われています。女性ホルモンがなぜ肺がんを発症させるかというと、女性ホルモンのエストロゲンが肺の細胞の受容体に付着することで付着した細胞がガン化したり、エストロゲンが肺がんの細胞を促進する働きがあるためだと言われています。

その特徴とは初潮から閉経までの期間が長かった人やエストロゲン補充療法を受けた人の肺がんの発症率が高いことが分かっています。したがってこれらに当てはまる女性は特に注意が必要です。肺がんに限らずガンは早期発見・早期治療が最も大切となります。早期発見・早期治療ができれば10年生存率が9割と高い生存率になっていますので、定期的な健康健診やがん検診を受診することが重要です。近年は技術の進歩によって検査や治療方法の幅が広がり、以前よりも体に負担が少ない検査や治療が出来るようになっています。肺がんの治療費は平均すると150万円と言われています。しかし健康保険や高度医療制度の利用によって10万円程の負担になります。